①身支度を整えてお仕事スタート!マスク着用は欠かせません!!
②患者さんをベッドへ案内。しっかりと本人確認&体調確認も行います!
③機械を身体につけます。正しいデータを取るために、装着位置に注意!
④波形を確認。緊急性がある場合は、至急医師に報告します。
⑤心電図の結果を患者さんに渡します。この結果を元に診断が行われます。
臨床検査技師
medical technologist
今回の突撃取材は、医療界の縁の下の力持ち「臨床検査技師」のお仕事。体の状態を評価するために、検体検査、生理機能検査、病理検査を行います。今回は、その中でも、筑波メディカルセンターで生理機能検査を行う現場にお邪魔してきました!
臨床検査技師はどんなお仕事ですか?
「臨床検査技師の国家資格が必要な仕事です。大まかに検体検査、生理機能検査、病理検査を行っています。採血や超音波検査など様々な方法で人間の体から情報をとりだし、数値化または画像化。出た結果をもとに医師は病気の診断、治療法の決定などを行います。そのため、私たちが報告する結果は責任が伴うのです。私は主に心電図や超音波検査を担当。心筋梗塞や乳がん等の早期発見につながる重要な仕事でやりがいがあります。」
はじめはどのように働きますか?
「最初の数ヶ月は先輩技師からマンツーマンの指導を受け、徐々に独り立ちします。先輩と共に様々な病気の症状を経験した後、独り立ちの目安として病院が用意する独自試験をパスしなくてはなりません。その後も、院内や院外の研修会や学会に、積極的に参加することが可能です。最初はいろいろと失敗することも多いと思いますが、先輩にバックアップしてもらいながら日々研鑽をつんでいける環境が整っています。」
どんな人が向いていると思いますか?
「私が行っている生理機能検査は、患者さんと1対1で関わる部門。特にコミュニケーション能力が必要だと思います。また、先程もお話したように、検査の結果には大きな責任が伴います。強い責任感も大切ですね。臨床検査には生理機能検査のほかに検体検査や病理検査など様々な分野があり、検査の内容も大きく異なるのが特徴です。いろんな分野に興味をもち、チャレンジする好奇心旺盛な方は向いていると思います。」
筑波メディカルセンター病院
地域医療支援病院として、救急救命センターとして、そして茨城県地域がんセンターとして各専門分野を充実させた病院です。
住所 | つくば市天久保1-3-1 |
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TEL | 029-851-3511 |
HP | http://www.tmch.or.jp/ |